2020/11/15(日)
ギックリ腰の原因に対しての施術
こんにちは!
台東区浅草にある腰痛専門 浅草友鍼灸整骨院 院長の間渕です。
今日はぎっくり腰の方に対する施術について説明していこうと思います。
ギックリ腰というのは皆さん急性というイメージをお持ちなのですが、実は慢性的に全身の疲労がたまり過ぎてなってしまう症状なのです。腰だけではなく全身を検査して原因を見つけていく必要があります。
今回は特に仰向けで膝を立てたときに楽になるという方に対して原因となりやすいお腹の筋肉の施術をお伝えしていこうと思います。
まずお腹を全体的に触診していき、左右でどちらが硬いのか比べます。ここで診ていくのは大腰筋という筋肉で、お腹の深いところの腰骨の前側に付いています。
大腰筋が硬いほうの膝を立ててもらい、大腰筋が緩む体勢をとっていきます。その体勢で筋膜リリースという手技を使いながら大腰筋を緩ませます。
直接大腰筋に触れて緩めても良いのですが、筋膜リリースに比べて、緩むスピードが遅いし、ゆるみ方も甘いので、効率の良い筋膜リリースを使っていきます。
次に骨盤の出っ張りの少し内側辺りを緩ませてリリースしていきます。
そこで一回、動きや痛みを確認して、まだ痛みや可動域の制限が残る場合、さっきの大腰筋のラインの上の方の腹直筋の外側で肋骨の下方をまたリリースします。
これで確認すると大腰筋が原因だった場合、ほとんど痛みは取れてくると思います。
原因をしっかり見つけてから施術をしていかないと、無駄に時間を使っているだけになってしまいますので検査が先にあってからの施術ということが大事になってきます。
今日は施術方法についてお伝えしていきました。次回もできるだけ皆様のためになる情報をお伝えしていきたいと思います。
それでは最後までブログをご覧いただき有難うございます。