2020/09/29(火)
肩こりとその対処法
カテゴリー:肩こり セルフメンテナンス, 肩こり 首コリ
こんにちは!
台東区浅草にある腰痛専門 浅草友鍼灸整骨院 院長の間渕です。
今日のテーマは肩こりです。腰痛専門なのに肩こりを取り上げているのですが、意外に関係が深いということについてもお伝えしていきます。
肩こり、腰痛と痛みが出ているということは何か原因があって痛みが出てきています。
多くの人は結局のところ姿勢の悪さだったり歪みだったりします。
どこかに硬さや歪みできると、関節などの動きが悪くなり、違う場所でカバーしてくれます。どこもカバーしきれなくなった時に痛みというのは出てくるのです。
例えば腰痛の原因は上半身(首や肩甲骨)にあることも多いです。肩こりでいえば骨盤や股関節の動きが悪くなったり歪んでくることによっても痛みは出ますので、腰痛も肩こりも全身を診ていかなければ改善できないということです。
肩こりとはどのような状態をいうのか?どうしておこるのか?
まず肩こりの人の特徴は家事や仕事などで下を向いて腕を体の前にしながら作業していることが多いのではないでしょうか?首も前に傾いてしまっていると思います。
この姿勢を長時間とっていることで、そのまま前側の筋肉が硬くなってきてしまい背中が丸くなり猫背が完成されます。すると筋肉というのは縮む側と伸ばされる側に分かれ、痛みというのは伸ばされている側に出るという仕組みになっているので肩や背中に痛み、コリ感が出てくるということです。
伸ばされている筋肉というのは猫背にならないように身体を引っ張ってくれているので、むやみにリリースしてしまうとさらに丸まってきてしまいます。痛いからと痛いところばかり揉んでしまうのは注意が必要です。
そういった場合の原因は前側の首や胸や腕にあります。そういうことを理解していただいて改善策に入っていきたいと思います。
今回は胸の筋肉で一番大きい大胸筋という筋肉を自分でリリースできる方法をお伝えしていきます。
大胸筋とは胸の前、鎖骨から腕の前側に付いていますので硬くなると肩を前に巻き込んで肩甲骨も前側に引っ張ってしまう筋肉になります。
まず最初に首を左右に倒していただいてつっぱる感覚を覚えておいてください。
やらかくしたい筋肉の反対側の手で前胸部をつまみます。わきの下に4本の指を入れて親指を鎖骨の下の前胸部に当てた状態です。
親指で硬くなっている部分を見つけてそこをとらえて頂いて、そこからつまんでいる大胸筋側の肩を前後20回ずつ回します。そうすることでストレッチ効果も増して筋肉が緩んできます。
緩めたらまた首を左右に倒してみてツッパリ感を確かめてみて下さい。緩むことによって肩が後ろに戻りやすくなり肩や背中に余裕ができてくるので軽くなってくると思います。
そのような姿勢になってくると腰の動きも良くなってきますので腰痛をお持ちの方もやってみて下さい!
本日はここまでで、大胸筋だけでしたが次回も肩こりのセルフメンテナンスをやっていきたいと思います。
最後までブログをご覧いただいて有難うございました。