2020/08/28(金)
脊柱管狭窄症の疑い?
こんにちは!
台東区浅草にある腰痛専門 浅草友鍼灸整骨院 院長 間渕です。
今日は腰痛があり脊柱管狭窄症といわれた患者様についての情報をお伝えしていきます。
最近よくあることなんですが、ある患者様が腰痛が治らず、脊柱管狭窄症の疑いといわれ病院では毎回痛み止めや、シップを処方されて帰される。痛み止めが効いているうちは症状が治まってもそのうちにまた戻ってしまい、それを続けていると良くなるどころかどんどん症状も悪化していってしまい当院に来院されました。
検査をしていくと脊柱管狭窄症の所見(老化により皆さん出てくる)はあったとしても原因は違う所にありました。その方の痛みやしびれの原因というのはお尻の筋肉だったのです。
このようなケースは凄く多いです。本当に脊柱管狭窄症の疑いということで背骨の中が狭くなって痛みが出ている人も中にはいますが、多くはこのように他のところが原因であることがよくあります。
その方は太ももの裏や足に痛みやしびれがありました。歩いていると少しずつ症状が強くなり休むと楽になるのでまた歩けるようになるという症状でした。
確かに脊柱管狭窄症の症状なのですが、まず検査で疑ったのはお尻の筋肉でした。本当に脊柱管からの症状なら筋肉をどうこうしても変わらないはずですよね?
その方にお尻の筋肉を押さえてもらいながら歩いてもらったり、動かすと痛かった腰の動きをしてもらった結果、痛みやしびれは無くなったとおっしゃられました。
いつもなら歩いたり身体を前後にすると症状が出てくるのですが、押さえたことで改善したという所で原因はお尻にあったということがわかりました。
お尻の奥には坐骨神経という太い神経通っていてお尻の筋肉が硬いがためにそこを圧迫していて坐骨神経痛を起こしていたのです。
その後お尻の筋肉を緩めてみると、その場で症状はよくなってしまい喜んでもらえました。
しかしこれで終わりではなく、そもそもなんでお尻の筋肉が硬くなりそこが原因になってしまうのかなど説明させて頂きました。
ご自身でもお家でできるエクササイズの指導もさせて頂きましたのでそれを継続していき、痛みの出ない身体にしてもらい、そこで始めて治ったという形になると思います。
脊柱管狭窄症といわれて全然治らないと諦めないでください。疑いもって検査をすれば原因は違う所にあることも多いのできちんと検査をしてもらう必要があると思います。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。