2020/07/19(日)
圧迫骨折の痛みの原因はどこにあるのか?
こんにちは!
台東区浅草にある腰痛専門 浅草友鍼灸整骨院 院長の間渕です。
ブログをご覧いただき有難うございます。
ある患者様が「腰に痛みが残るのは、圧迫骨折だからしょうがない」と病院でそういわれたそうです。
1カ月くらい前に圧迫骨折をされて、腰の痛みは最初ほどではないけどそれでも痛みは全然辛いんです。
今日はこのような患者様の圧迫骨折についてお伝えしていこうと思います。
圧迫骨折というのは背骨の胸椎、腰椎が上下の骨から圧迫をされて
真ん中の骨が潰れてしまう骨折のことを言います。
どのようなことをしたら起こるのかというと、大体の方は転ばれたり、尻もちをついたときに
一つの骨に大きな力が加わって骨折してしまうということが起こります。
そこでまずは病院へ行きますよね?そうすると胸~腰全体を覆うようなコルセットをして1カ月くらい安静にする
ような処置を受けると思います。
1~2カ月が経ちそれでも痛みがまだ残り引かないので、そこで「圧迫骨折だからしょうがない」と言われてし
まったそうです。
そこで当院に来ていただいて診させて頂いたところ、やはり少し反るような動きで痛みが出ます。
圧迫骨折をされた方では反る動きの制限が見られます。
始めは圧迫骨折がまだ治っていないのかと思ったのですが、そこで何をしたのかというと、
腰痛の反る動きに関係する筋肉を検査していきました。
すると腰の痛みは全然なくなってしまいました。
どういうことかというと、確かに最初は圧迫骨折が原因で腰に痛みが出ていました。
しかし筋肉を検査して痛みがなくなったということは骨折はもう治っていて、
今の痛みの原因は筋肉にあったということです。
このような症状の場合、安静にしていたことで股関節や、
肩甲骨を動かさなくなり硬くなってそれが腰の方への負担になっていたのです。
今日のまとめは圧迫骨折だからしょうがないといわれても諦めないでください。
それ以外に痛みの原因が出てくることもあるので、ご自身の今の痛みは何が原因なのか一度検査をして、
正しい処置を受けて頂きたいと思います。