2020/06/23(火)
坐骨神経痛の原因って本当にそこにあるの?
こんにちわ!
台東区浅草にある腰痛専門 浅草友鍼灸整骨院 院長 間渕です。
今日は坐骨神経痛の原因について詳しく説明していきたいと思います。
症状としてはお尻から太もも、足の前側や横側、指先などに痛みだったり痺れが出てきます。
このような症状が出てくということはどこかで坐骨神経が圧迫を受けているか、
神経自体が延ばされてしまっているために起こってくる症状だと考えられます。
よく正座の時に足がしびれることがありますよね?あれは膝を曲げて かかとをお尻のところに押し当てた状態
だったり、膝の裏側の神経が圧迫を受けて痺れの症状が出てきます。
その痺れを出している神経が坐骨神経です。
坐骨神経痛の人は何が起きているのかというと、坐骨神経の通り道のどこかで
神経を圧迫もしくは延ばされてしまっているのです。
一般的にはお尻の梨状筋という筋肉が硬くなり坐骨神経を圧迫してしまうといわれているのですが、
最近の研究結果によると梨状筋付近ではどの動き、
どの体勢をとらせても神経を圧迫することができないということが分かりました。
稀に梨状筋を坐骨神経が貫通している人もいるみたいで、そういう人の場合は梨状筋が原因になりうるのですが、
そうでない人の場合、原因は他にあり梨状筋の固さは考えにくいということです。
そうなってくると「どこが原因なの?」ってなりますよね?
答えとしては一つではないということです。考えられる原因としては、姿勢によって歪んだ骨格だったり、
骨盤の歪み、その歪みを作っている筋肉、腰や骨盤の動きに関係する関節、
その付近の筋肉とあらゆる原因と考えられるものが出てきます。
原因は必ずあります。それを見つけ出すことが改善への最短の近道です。
細かく検査をして、本当の原因を見つけ出し最善の治療を受けてください!!